ビュー機能と連携し特定の条件でサマライズする設定を行ってみよう
国産オープンソースのWebデータベース「プリザンター」サポート担当のモリーです。
前々回と前回でビュー機能と他の機能の連携について紹介しました。今回は、第三弾としてビュー機能と連携し特定の条件でサマライズする設定を行ってみましょう。
振り返りになりますが、サマリ機能とはサイト間にリレーションが設定されている時に、親のチケットへ子のチケットの数値をサマライズする仕組みです(詳しくは、リレーションを設定するためのリンク機能およびサマリ機能を紹介した記事をご覧ください)。
問合せ管理を例に考えてみましょう
商品を管理するための「商品マスタ」と利用者からの問合せを記録する「問合せ受付け台帳」の2つのサイトを用意しました。2つのサイトは親子関係が設定されており、「商品マスタ」の「問合せ合計」には「問合せ受付け台帳」で管理しているデータをサマライズして表示しています。商品ごとの問合せの件数がわかるようになっていますが、対応状況が未完了の件数も把握したいですよね。
サマライズする条件を指定できます
サマリ機能とビュー機能を連携させることで、特定の条件に該当するデータのみをサマライズすることができます。以下の図のように、対応状況が未完了の問合せをサマライズして表示するように設定できます。
設定方法
設定は以下の動画のとおりです。今回の例では、「問い合わせ受付台帳」の条件を指定しましたが、「商品マスタ」で表示する条件を指定することもできます。
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